2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

サハリン消息/「ダ〜チャ」

ユジノでやった極東・東シベリア弁論大会で、「ダーチャ」についてスピーチした学生がいました。この大会の模様は同僚教師がDVDに録画してくれていて、それを編集したものをもらっていました。しかし、支給品のパソコンは型が古く、CDの読み取りはでき…

サハリン消息/「サハリン検定」

「京都検定」「映画検定」など、日本では最近検定試験ばやりのようですね。別にそれにあやかったわけではないのだが、実はこんな検定を企てています。 サハリンは日本との深いつながりがある地域なので、ガイドの需要も日本語能力の需要もあります。しかしな…

サハリン消息/古き慣わしいくつか

以前ハバロフスクにいたとき、冬の休みに外国語図書館に通って、レオポルド・フォン・シュレンクが1854−56年にアムール川下流地方やサハリンで行なった調査の記録「アムール誌」を閲読しました。図書館と言っても、普通の住居を転用していて、閲覧室は…

サハリン消息/「贅沢」旅行

最近は宇宙旅行もできるそうだが、億単位のかかりというから、さすがにこれは例外としましょう。それを除いて、日本人にとっていちばん贅沢な旅行先はどこだと思いますか? 私は迷わず、サハリンだと答えます。宗谷海峡は40キロ、津軽海峡(20キロ)より…

フェルガナだより 番外

<逆境> 2005年5月のアンディジャン事件は、フェルガナ大学の日本語教育を窒息させました。フェルガナの教師は2人とも日本人で、それがタシケントへ避難させられ、授業は休止、翌年度からの後任も見つからず、現在に至るまで授業はなされていません。…