2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

話されなかったスピーチ/日本で考えたこと

<日本で考えたこと/ホシモワ・ユルドゥズ>子どものころ、ある友だちから日本語を教えている「ノリコ学級」という学校があると聞きました。おもしろそうだと思って、「ノリコ学級」へ行ってみました。学校の門からあるやさしい顔をした日本人のおじいさん…

話されなかったスピーチ/私たちとアル・フェルガーニー

弁論大会の予選で終わるスピーチが好きだというのは、前に書いたことがある。本大会に出てきたり、そこで入賞したりするようなスピーチは、審査員受けのいい「よい子の意見」であることが多いもの。もちろん指導する以上好成績は望むが、それとはまったく別…

文語は日本語の半分

アルメニアにも「古文」(グラバールという)がある。古典がそれで書かれているだけでなく、教会の典礼語として今も使われているのだが、ふつうの人はわからない。学校で習わないから。しかるべき教育を受けた人しか読めないのは中高ドイツ語もそうだが、し…